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じゃがいも害虫が北海道で発見!ジャガイモシロシストセンチュウとは? [ニュース]

19日 農林水産省の発表

北海道網走市内のじゃがいも畑で、植物の根から侵入して枯死させる害虫
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「ジャガイモシロシストセンチュウ」を日本で初めて発見した。
体長1・2ミリ程度で、ジャガイモなどのナス科の植物に寄生する。
このセンチュウは、網走市内の一部地域で複数のじゃがいも畑で発見が確認された。

センチュウの害、特徴、侵入経路

寄生されたジャガイモを食べても人体には影響はない。
卵は非常に乾燥・低温に強く、大発生すると作物の収量は半分に落ちるという。
20年以上土の中で生き延びることができるため、根絶が難しい。
侵入経路は、北米や欧州などの発生地から土壌と一緒に混入されてきた可能性が高い。

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農林水産省の報道発表資料

1.趣旨
ばれいしょ生産に甚大な被害を及ぼす重要病害虫である。土壌の移動防止等の既に実施されているジャガイモシストセンチュウまん延防止対策の徹底を北海道庁に要請するとともに、発生範囲を特定するための調査を開始したところです。

2.経緯

8月06日 北海道庁よりジャガイモシロシストセンチュウと考えられる線虫が確認
8月11日 植物防疫官による現地調査
8月19日 植物防疫所による同定の結果、ジャガイモシロシストセンチュウであることを確認

3. 当面の対応
(1)発生範囲を特定するための調査の実施
(2)確認された地域における、まん延防止対策の徹底
(ア)土壌の移動防止
(イ)ばれいしょの作付前の土壌診断の徹底
(ウ)ばれいしょの連作の自粛
(エ)発生ほ場における土壌消毒の実施
(3)土壌の移動に際し、植物防疫官による移動前の検査を実施
(4)調査結果を踏まえつつ、有識者を参集した対策検討会議において検討

4.その他
(1)人畜には無害であり、本線虫が付着したばれいしょを食しても人の健康を害することはありません。
(2)北海道産の種ばれいしょに関しては、平時より植物検疫を実施し、線虫が付着していないことを確認
(3)土壌を介してまん延することから、現場での取材は、厳に慎むよう御協力をお願いいたします。

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