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人食いバクテリアとは?「致死率30%」劇症型溶血性レンサ球菌感染症 [ニュース]

="color:#FF0000;">劇症型溶血性レンサ球菌感染症とは?
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主にA群溶血性レンサ球菌の感染で引き起こされ、「手足の筋肉が急激に壊死し、多臓器不全になることもある。」

劇症型溶血性レンサ球菌感染症の致死率は約30パーセント。

「人食いバクテリア」とも呼ばれている。

国立感染症研究所によると、今年は今月9日までで、患者数279人にのぼっている。調査を開始した1999年以降最多となっている。
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都道府県別の患者数

東京44人
大阪28人
神奈川20人

などとなっている。
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東京都感染症情報センターでは流れを説明している。

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1 劇症型溶血性レンサ球菌感染症とは
劇症型溶血性レンサ球菌感染症は、レンサ球菌による感染症です。通常は、レンサ球菌に感染しても無症候のことも多く、ほとんどは咽頭炎や皮膚の感染症にとどまります。しかし、稀に通常は細菌が存在しない組織(血液、筋肉、肺など)にレンサ球菌が侵入し、急激に症状が進行する重篤な疾患となることがあります。

2 原因と感染経路 
劇症型溶血性レンサ球菌感染症の患者の傷口・創部への直接接触によって感染します。

3 症状
初期症状としては、発熱や悪寒などの風邪様の症状、四肢の疼痛や腫脹、創部の発赤などが見られます。発病から病状の進行が非常に急激かつ劇的で、筋肉周辺組織の壊死を起こしたり(このことより、「人食いバクテリア」と呼ばれることもあります。)、血圧低下や多臓器不全からショック状態に陥り、発病後数十時間で死に至ることも少なくありません。

4 治療
集中管理のもと、抗菌剤による治療が行われます。筋膜炎の場合は、壊死を起こしている部分を切除し感染の拡大を防ぎます。重症化のリスクを下げるためには、早期に治療を開始することが重要です。

5 予防のポイント
傷を清潔に保ち、創部の発赤や腫脹、痛み、発熱など、感染の兆候が見られた場合には、直ちに医療機関を受診して下さい。

6 診断・感染症法との関連
診断は、上記の症状と、細菌検査による感染部位からのレンサ球菌の検出です。感染症法では、5類感染症に定められており、診断した医師は7日以内に最寄の保健所に届け出ることが義務付けられています。

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